赤ちゃんの貧血
赤ちゃんも貧血になる
貧血と聞くと大人、特に女性の病気だと思う人も多くいます。実際に女性の方が貧血にはなりやすいのですが、女性に限ったものではなく男性も貧血になる可能性は充分にあります。
そして、それと同様に大人だけではなく、赤ちゃんであっても貧血になる恐れはあるのです。赤ちゃんの貧血は大人の貧血に比べると少し厄介なものなのです。
赤ちゃんの貧血の原因
なぜ、赤ちゃんでも貧血になってしまうのでしょうか。
赤ちゃんはお母さんのお腹にいる時は羊水というものの中にいるため呼吸ができません。しかし酸素を取り入れなければ生きていくことができません。そのため、赤ちゃんはお母さんと繋がったへその緒から、酸素の含まれた血液をもらって酸素を取り入れるのです。なので、赤ちゃんの血液は大人よりも酸素を運ぶ役割が重いのです。そのため、赤ちゃんの血液の濃度は非常に濃くなっています。
しかし、生まれてくると同時に呼吸を始める。すると、それほど血液に頼らなくなるため、一時的に血液の濃度を上げることをやめます。
ですが、赤ちゃんは成長と共に体も大きくなっていくので、相対的に血液の濃度は下がってしまいます。そこで貧血が起きてしまうのです。
親がきちんと見てあげる
赤ちゃんの貧血がなぜ厄介なのかというと、まず赤ちゃんは自分の体調を親に伝えることが出来ないからです。そのため、赤ちゃんに貧血の症状が出ていないかを、親がしっかりと観察してあげる必要があるのです。
そして、赤ちゃんの貧血は見つけにくいにも関わらず、貧血状態を放置しておくと、その後の発育などにも影響を及ぼしてしまうのです。
このように赤ちゃんの貧血は、赤ちゃんにとって非常に重要なものです。なので、親の管理がとても大切になります。
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