難病指定されている貧血

難病指定されている貧血

難病指定されている貧血

貧血には様々な種類がある

多くの女性が悩んでいる貧血。一口に貧血といっても様々な種類があります。

 

貧血の多くは鉄分が不足することによって起きる、鉄欠乏貧血です。そのため貧血対策には鉄分の摂取が勧められています。

 

また、体の一部に血液が集中するなどで脳に血液が届かない脳貧血というものもあります。

 

しかし、貧血はこれだけではなく、中には難病指定されている貧血もあるのです。

 

自己免疫性溶血性貧血

難病指定されている貧血の一つ目が、自己免疫性溶血性貧血です。

 

人間の体には自己抗体と呼ばれる、自分の体内にある成分に対する抗体を持っています。この自己抗体が赤血球と結びつき、赤血球を破壊してしまいます。そのため赤血球が少なくなってしまい、貧血の状態に陥るのです。

 

この病気の原因は解明されていませんが、薬での有効な治療方法は確立されているため、病院に行ってしっかりと治療を受ければ、症状を抑えることもできます。

 

再生不良性貧血

難病指定されている貧血の二つ目が、再生不良性貧血です。

 

この再生不良性貧血は原因がはっきりとしていません。そのため、どのようなメカニズムで起きるものかがはっきりとしていませんが、外部から侵入した外敵から体を守るリンパ球が、血液を造る部分を攻撃してしまうことで血液が作られなくなり貧血に陥ると考えられています。

 

この病気の治療方法は薬による治療や、他の人から血液を造る細胞を移植することで改善します。

 

このように、貧血といえども非常に治療の難しい貧血もあるのです。貧血の症状を感じても、その原因までは判断できません。貧血は意外と恐ろしい病気なので、ただの貧血だと思わずに病院にいってきちんと診断してもらうことが最も良いことです。

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