貧血と胸の痛み
貧血を放っておくと胸の痛みがでる
貧血はめまいや立ちくらみ、頭痛などの症状がよく知られていると思います。しかし、貧血の症状はそれだけではありません。貧血を放置することで、様々な症状が出るようになってしまいます。
その症状とは、呼吸困難や動悸、そして胸の痛みなどです。特に胸の痛みは、重大な結果をもたらしかねないので、決して見過ごしてはいけません。
心臓が原因の痛みかも
貧血の症状で胸が痛くなった場合、心臓の病気が原因である可能性があります。心筋梗塞や心不全などです。貧血と心臓の病気は一見関係なさそうですが、実は非常に関係があるのです。
貧血は体の酸素不足が原因で、体の様々な個所に様々な症状が出ます。これは、酸素が必要なのにも関わらず酸素がなくなるため、うまく働くことができなくなり、症状として現れるのです。
また、心臓は体中に血液を送る役割を持っています。体中が酸素不足になると、酸素を送らなければならないため、血液を一生懸命送り出します。これが普段とは違う動きになり、心臓への負担になるのです。そして、負担がかかり続けた結果、心筋梗塞や心不全などの病気になり、胸が痛むのです。
貧血は怖い病気
心筋梗塞や心不全といった心臓に関わる病気は、命にもかかわる恐れがある、非常に恐ろしい病気です。そして、それを引き起こす原因となる貧血も恐ろしい病気と言えます。
貧血は多くの人がなっているため、大した病気ではないだろうと考える人が多く、症状が出てもその場は我慢して、症状が治まればそのまま放置する人も少なくありません。
しかし、貧血は恐ろしい病気。貧血の本当の恐ろしさをしっかりと理解して、貧血の治療を行わなければ、手遅れになってしまうこともあり得るのです。
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