貧血の症状チェックについて
貧血の症状
貧血とは赤血球数やヘモグロビンという色素が減少している状態の事を言います。
ヘモグロビンが、酸素を全身に供給しているという事は説明させて頂きましたが、そのために起こる様々症状というものがあります。
症状として顔色が悪い・まぶたや耳、爪が白いというのは血液の色素であるヘモグロビンが不足することで皮膚にまで血液がいきわたらない為に起こります。
また、疲れやすい、動機・息切れがするという症状も、体内が酸素不足となってわずかな運動でも疲労しやすくなります。めまいや、立ちくらみ、頭痛といった症状も脳に酸素が十分にいきわたらなくなる事で起こります。
また、爪が薄く割れやすいという症状も現れます。これは爪に縦にひびが入ったり、外側に沿ってしまう(スプーン爪)になってしまうとかなり進んだ鉄欠乏性貧血になります。
その他の症状としては、食欲がなかったり、吐き気がしたり、食べ物を飲み込みにくいという症状がでたり、固いもの(氷の様な物)を大量に食べたくなる、肌がカサカサになるなどの症状も現れます。
貧血のチェック項目
まずは、自分でできるチェック項目として記載をしていきます。これによって貧血のセルフチェックをする事ができます。下記の項目に当てはまる数が多いほど貧血になる、もしくは貧血の可能性が高くなります。
- 疲労感を感じる事が多い
- めまいや立ちくらみを感じる
- 舌の表面がツルツルになった気がする
- 物を食べると舌が痛い(舌炎)
- ものを食べた時飲み込みにくい事がある
- 爪が反り返る事がある(スプーン爪)
- 食欲不振
- 頭痛を感じることがある
- 顔面蒼白
- ストレスを感じやすい
- 動悸や息切れを感じる
そのような症状を感じた場合には、医療機関に行って血液検査を行うなどを行い、診断をしてもらう事をお勧めします。
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