貧血の症状:顔色
貧血の症状として顔色が悪くなるという事があります。
血の気の引いた顔色に注意
貧血気味の人や低血圧の人は顔色が青白くなっている場合が多いです。もし鏡を見て自分の顔が青白く映っていたら、鉄欠乏性貧血になっている可能性があります。また、目元に血行不良が起こっていると青黒いクマが目の下に出来てしまいます。これも貧血の特徴です。顔色が悪い場合は、まず貧血を疑ってみた方が良いでしょう。
何故青白くなるのか
体内の鉄分が不足し、そのせいで酸素を運ぶヘモグロビンの量が減少し、血液中の酸素濃度が薄くなると顔が青白くなります。その理由は、ヘモグロビンは酸素と結合すると赤色になる為であり、ヘモグロビンの不足により普段赤みがさした顔色が青白くなってしまうのです。
顔色を良くするにはどうしたら良いか
顔色を良くする為に重要な事はヘモグロビンの量を増やす事です。その為、毎日の食事でヘモグロビンを作る為の鉄分と良質なたんぱく質を摂取する様にしましょう。
鉄分やたんぱく質は肉や魚、豆類、野菜等で摂取する事も出来ますが、調理する際に鉄製の鍋やフライパンを使用するとより鉄分を料理の中に取り入れる事が出来ます。
また、鉄分の吸収率を上げる為にビタミンCも野菜や果物、またはサプリメントで摂り入れる様にしましょう。
また、体の血行を良くする為に、温めの湯船でゆっくり入浴し、体を冷やさないように温かい飲み物を飲むようにしましょう。
女性の酷い貧血は何かの病気の兆候かも
あまりにも貧血の状態が酷く、生理中の出血量が普段よりも多い場合、子宮筋腫による出血で貧血になっている場合もありますので、体に変調を感じた場合は病院へ行き、まずは内科もしくは婦人科で血液検査を受けた方が良いでしょう。
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