貧血の症状:生あくび

貧血の症状:生あくび

貧血の症状:生あくび

貧血の症状として生あくびという症状があります。生あくびとは眠気が全く無い状態なのに出るあくびです。

 

生あくびは貧血のサインなのか

あくびは呼吸運動の一種で、血液の循環が悪くなり、脳への酸素供給が減ると、酸素を取り入れるために脳が体に指令を出して起こすものです。通常の眠気がある時に出てくるものを「あくび」、眠気が無いのに出てくるものを「生あくび」と言います。

 

眠気が全く無いのに生あくびが止まらない場合、貧血によって生あくびが起きている可能性があります。

 

その理由ですが、体内のヘモグロビンの量が減少し、血液中の酸素濃度が薄くなると体内が酸素不足になります。それは脳も同じです。脳への酸素供給が貧血によって減り、その為に生あくびが止まらなくなるという事です。

 

生あくびを止める為には酸素を多く取り入れる事が大切ですが、貧血による酸素不足の場合は酸素を運ぶヘモグロビンを作るための鉄分と良質なたんぱく質と、鉄分の吸収率を上げるビタミンCを日頃から摂取して貧血対策をする事が大切です。

 

生あくびが起こる他の理由

貧血のせいで生あくびが止まらないから、と貧血対策をしているのにも関わらず、生あくびが止まらない場合は他の原因が考えられます。

 

生あくびは以下の場合でも起こります。

  • 体や脳が疲れている。(疲れが回復すれば生あくびは止まります)
  • 心身とも緊張している。(自律神経が関係しています)
  • 花粉症である。(花粉症による鼻づまりで脳へ酸素があまり送れません)
  • お腹がすいていて体が低血糖状態になっている。
  • 脳卒中、狭心症、偏頭痛のサインである。

もし貧血対策をしているのに生あくびが止まらない場合は病院へ行き、内科で医師に相談をした方が良いでしょう。

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