貧血と目の下
寝不足などでクマが出来る理由
人間は疲れている時や寝不足の時などに、目の下が黒っぽくなります。いわゆるクマと呼ばれるものです。
このクマは目の下に溜まった血液が原因です。目の下は皮膚が薄く、血液の色が見えやすい状態になっています。そこで寝不足などになると、それが原因でうっ血を起こします。それが目の下にも起こり、皮膚が薄いため黒い色が目立ってしまうのです。
しかし、これは貧血になった場合でも起こりますが、少し状態が違います。それにより、疲れか貧血化を見分けることもできるのです。
貧血になった場合の目の下
貧血になった場合も目の下にクマができます。しかし、このときのクマは青クマと呼ばれ、青っぽい色に見えます。
貧血は血液の量が少なくなったり、血行が悪くなったりすることで起きます。そのため、目の下も血行が悪くなり、血液が溜まってしまいます。このときの血液は赤黒い色をしたヘモグロビンを含んでいます。それが皮膚上に表れる時には青っぽくなるのです。
下まぶたは白くなる
貧血になると目の下にクマができ青っぽくなりますが、その裏側とも言える、下まぶたの裏は白くなってしまいます。
目の粘膜は非常に薄いため、細い血管なども見える状態になっています。しかし、貧血になることで血管に血液が行き渡らずに、下まぶたの裏が白くなるのです。
このように目の下の表と裏では、全く違った状態になるのです。
このような症状が表れた場合は、鉄分不足による貧血が原因です。そのため、食事に鉄分を摂取できるものを取り入れるなどして、鉄分を摂取しましょう。また、同時にビタミンCも摂取することで、鉄分を体内に吸収しやすい形に変えてくれるため、効率よく吸収できるようになります。
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