貧血と食欲不振

貧血と食欲不振

貧血と食欲不振

貧血で食欲不振になる

貧血には様々な症状がありますが、中には食欲不振になってしまうという人もいます。貧血で吐き気を催し、それに伴い食欲不振になる場合もありますが、ただただ食欲不振になることもあります。

 

では、まず貧血で食欲不振になってしまう理由から見ていきましょう。

 

脳がうまく働いていない

貧血で食欲不振になってしまう原因は様々なことが考えられますが、主に脳がうまく働いていないことが考えられます。人間は空腹を感じて食べ物を食べたいと思う場合、脳が信号を発しているため、そのように考えるのです。

 

しかし、貧血になると体全体が酸素不足になります。脳も例外ではなく酸素不足になり、それが原因で働きが鈍ってしまいます。すると、脳がうまく信号を発することが出来なくなってしまいます。その結果、食欲不振になってしまうのです。

 

空腹を感じていても食べることが出来ないため、非常に辛い状態になってしまいます。

 

悪循環に陥る危険も

そして、貧血による食欲不振の恐ろしい点は、悪循環に陥ってしまう恐れがあることです。

 

貧血の主な原因は鉄分不足です。鉄分は食べ物から摂取することが効率的なので、鉄分を多く含んだ食事を心がけるようにすれば、貧血を改善していくことができます。

 

しかし、貧血で食欲不振になってしまっている場合、食事をとることが難しくなってしまうため、鉄分の摂取も難しくなってしまいます。すると貧血の改善も見込めなくなり、さらに症状が悪化してしまうのです。

 

このように、食欲不振は貧血の症状の中でも恐ろしい症状の一つです。もし、食欲不振で食事が出来なくなってしまった場合には、鉄分のサプリなどで鉄分を摂取しましょう。食事には劣りますが、摂取しないよりも改善の可能性は高くなります。

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