産後の貧血
何かと大変な産後
女性は妊娠をすると非常に大変ですが、産後も充分に大変です。
妊娠中は赤ちゃんが体内にいるため、お腹が大きくなるなど体が通常とは違う状態になります。それは体に対して負担になります。その負担は産後にも響いてきます。
また、産後は赤ちゃんの世話などもあり、非常に大変な時期になります。しかし、そんな大変な時期であっても貧血になってしまうことがあるのです。
産後に貧血になりやすい
産後は大変な時期にも関わらず、貧血になりやすい時期でもあるのです。
出産時には多くの出血をする場合があります。そのため体内の血液が減少してしまい貧血の状態になるのです。出産直後はこれが原因で貧血になります。
また、赤ちゃんは夜泣きなどをする場合もあり、赤ちゃんの世話をしていると睡眠不足になってしまいます。また、子育てが初めての場合は不安なども抱えてしまいます。これらの精神的な要因でも貧血になりやすくなってしまうのです。
産後の貧血は母乳にも影響を及ぼす
産後の貧血はただ体に負担がかかるだけでなく、赤ちゃんにも影響を及ぼします。それは母乳です。
母乳の主な成分は、実は血液です。そのため、貧血になってしまうと、母乳の出が悪くなってしまうこともあるのです。母乳が出ない場合は市販のミルクでも問題はありませんが、母乳の方が赤ちゃんの免疫力を上げることにもつながるので、できるだけ母乳で育てたいところです。
このように、産後には貧血になりやすく体に負担がかかるだけでなく、赤ちゃんにも影響を及ぼしてしまうのです。
産後に貧血の症状を感じた場合は、すぐに貧血の対策をすることが、産後の大変な時期をうまく過ごすために大切なことだと言えます。
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