貧血の症状:息切れ
貧血の症状としてあるのが「息切れ」です。
貧血のサインである息切れ
よく、めまいや立ちくらみが貧血を起こした際に起こる症状としてよく捉えられていますが、実は貧血の主な症状は「息切れ」です。脳が何かの原因で酸素不足になり、酸素不足を解消する為に体は普段よりもっと呼吸をして酸素を取り込もうとします。すると息切れや動悸を起こしてしまい、息苦しい状態になります。
脳の酸素不足によってめまいや立ちくらみは起こりますが、それは貧血とは違う原因で起こっている可能性もあります。
また、脳が酸素不足になると頭痛、全身の倦怠感を起こす事もあります。
他にも、血液中のヘモグロビンの構成物質である鉄分が不足すると、ヘモグロビン量が不足して機能低下が起こり、酸素の運搬が上手く行かず、体が酸素欠乏状態になってしまいます。その結果、息切れやめまいを起こしてしまいます。
鉄分等の摂取と深呼吸をしましょう
息切れを起こさない様にする為に、毎日の食事で鉄分をしっかりと摂取する様にしましょう。他にもヘモグロビンのもう1つの構成物質であるたんぱく質や、鉄分の吸収率を上げるビタミンCもしっかりと摂取する様にしましょう。
また、緊張する様な状況が続くと、体が酸素不足になってしまい息切れが起こってしまいますので、緊張する場面が終わったらゆっくりと深呼吸をして、体と心をリラックスさせると共に、体に酸素を送るようにしましょう。
尚、運動などで汗を大量にかいたり、きつい食事ダイエットをしていたり、月経が来た場合や妊娠した場合に鉄分が多く失われます。食事で鉄分を摂取する事が難しい場合は、サプリメント等を摂取して体に鉄分をしっかり与える必要があります。
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