再生不良性貧血になる確率
再生不良性貧血はなりやすい病気なのか
再生不良性貧血は難病に指定されている貧血です。難病というだけあり、原因は分かっておらず、少なからず死亡例もあります。
貧血は女性に多く発症する病気であり、多くの日本人が貧血に悩まされています。それでは、同じ貧血である再生不良性貧血は発症しやすい病気なのでしょうか。また、どのくらいの確率で発症するのでしょうか。
再生不良性貧血の発症率
再生不良性貧血は男女で比べると、女性の方が若干発症しやすいとされています。しかし、それほど大きな違いはないため、男女ともに発症することがあると思っておきましょう。
そして、発症する確率は年間で100万人に100人程度というデータがあります。もちろん期間によって人数は変わります。
発症する確率は100万人に100人程度ですが、年齢別に見ると発症率に違いが出てきます。再生不良性貧血は10代から20代にかけてと、70代から80代にかけての発症率が高くなっているのです。
再生不良性貧血の9割は原因不明であるため、なぜ年齢によって違いが出るのかもはっきりとはわかりません。
誰しも注意が必要
再生不良性貧血は男女ともにほぼ同じくらいの確率で発症し、確率は100万人に100人程度でした。決して多い数字ではありませんし、年齢によって発症率に違いがあるものの、原因がわからない以上は、いつ誰が発症してもおかしくはないということです。
再生不良性貧血は早期発見することで完治する確率があがります。逆に発見が遅れれば治療に時間がかかりますし、命に係わることもあります。
再生不良性貧血という難病は自分には関係ない、貧血は女性の病気だと思わずに、早期発見できるように定期的な検査を受けることをおすすめします。
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