再生不良性貧血の入院期間
再生不良性貧血でも入院が必要
再生不良性貧血はいわば貧血の一種ですが、通常の貧血とは違い非常に症状の重い病気です。そのため、例え貧血であっても入院が必要になる場合があります。
貧血で入院をするとはイメージしにくいものですが、それほど重い病気だということです。
では再生不良性貧血の場合の入院はどのくらいの期間を要するのでしょうか。
症状によって入院期間は変わる
再生不良性貧血の場合、症状によって入院に必要な期間は変わります。
例えば、鼻血がなかなか止まらないという症状の場合、鼻血が止まるまでは退院ができない場合が多いです。鼻血といっても出血には変わりがないため、大量に出血をすることで体調不良を起こすことも充分に考えられるからです。
また、症状が重くなり、二次症状を併発するような状態であれば、治療などが必要になることで、さらに入院期間は延びてしまい、人によっては3か月以上も入院が必要となることがあります。
貧血の一種であっても軽視はできないものなのです。
再生不良性貧血の診断がなかなか出ないことも
体調不良で入院をして、検査によって再生不良性貧血が発覚する場合もあります。しかし、この場合も病名がはっきりとするまで検査を行わなければなりませんし、入院も長引いてしまいます。
場合によっては、なかなか再生不良性貧血と断定されない場合もありますし、再生不良性貧血を診断されても、骨髄の一部が異常を起こしている場合、どの部分かを特定する必要もあります。
このように再生不良性貧血は難しい病気なのです。入院にかかる期間ははっきりとはわからないため、もし入院が必要になった場合は、長期間の入院になるかもしれないという心構えが必要になりますし、仕事などの都合もつけておかなければなりません。
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