再生不良性貧血で鼻血が出る症状

再生不良性貧血で鼻血が出る症状

再生不良性貧血で鼻血が出る症状

再生不良性貧血は血液の成分が作られない

再生不良性貧血は骨髄に異変が生じる病気です。

 

骨髄では血液に含まれる様々な成分が作られます。しかし、骨髄に異変が生じることでそれらの成分がうまく作られなくなってしまいます。

 

血液は身体にとって重要な役割を担っている上、血液中の成分も重要な存在です。

 

そのため、再生不良性貧血は身体の各部に影響を及ぼしてしまいます。

 

血小板の減少が鼻血につながる

再生不良性貧血になった場合、様々な症状が見られますが、鼻血が出やすくなるという症状を起きます。これは血小板の減少が原因です。

 

血液中には血小板という成分も含まれており、これは骨髄で作られます。血小板は血を止める働きをしています。怪我をした場合などにかさぶたができるのも血小板のおかげです。しかし、再生不良性貧血によって血小板が作られなくなることで血小板の数が減少し、血が止まりにくくなります。

 

これによって、鼻血が出るという症状が表れるのです。

 

鼻血が出やすくなった場合は要注意

今までそれほど鼻血が出やすい体質ではなかったのに、最近になって鼻血が出やすくなったという人は要注意です。再生不良性貧血を発症している可能性があります。

 

もちろん再生不良性貧血の場合はその他にも症状がでるため、鼻血だけでは再生不良性貧血を発症しているとは言い切れません。しかし、再生不良性貧血は早期発見、早期治療で回復する確率が変わってきます。重症化すれば骨髄移植も必要になるような病気ですし、死亡するケースも充分にあり得ます。

 

再生不良性貧血の検査は血液検査です。それほど難しく大がかりな検査ではないので、疑いがある場合には病院で検査をしてもらうようにしましょう。

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