ベジタリアンは貧血になりやすいのか
鉄分を多く含むレバー等の肉類やビタミンB12を多く含む貝類が食べられないベジタリアンは貧血になりやすいでしょうか。
ベジタリアンの貧血
ベジタリアン(菜食主義)とは一般的に肉類、魚肉類を一切摂取しない生活を送っている人の事です。その為、簡単に鉄分を補える牛や豚等のレバーやビタミンB12を補える貝類を食べる事が出来ません。その為、日頃の食事に他の人よりも気を使わなければ「貧血になりやすい人」と言えます。
しかし、食べられる野菜類や果実類を上手く摂取すれば、貧血を予防する事は可能です。
ベジタリアン向けの貧血対策レシピ
貧血の90%を占める鉄欠乏性貧血を予防する為に必要な栄養素は鉄分、ビタミンC、ビタミンB12、たんぱく質の4つです。
鉄分を多く含む物として、レバーの3倍の量を含んでいるアサイーの摂取をお勧めします。
次にビタミンCですが、アサイーと合わせるのであればレモン果汁とレモンの皮をスライスした物が良いでしょう。
ビタミンB12では海苔が良いですので、みじん切りにしましょう。もし乳製品は飲めるベジタリアンであれば、海苔では無くチーズを細かくカットした物を用意しましょう。
最後にたんぱく質ですが、茹でた大豆で補いましょう。
アサイーとレモンとチーズ(もしくは海苔)と茹でた大豆を混ぜた貧血対策サラダが出来ました。軽く塩を振って食べてみてください。
大豆の代わりにピーナッツやゴマ、ピスタチオを使ってもたんぱく質が摂取出来ます。また、アサイーが手軽に手に入らない場合は、大豆やごまからでも鉄分を摂り入れる事が可能です。その為、コンビニエンスストアで購入したサラダにゴマドレッシングをかけるだけでも鉄分の吸収が出来ます。
他にもっと美味しく食べられるベジタリアン向けのレシピはあると思いますので、色々と試してみると良いと思います。特に和食の精進料理はお勧めします。
まずは自分の体にはどんな栄養素が必要なのかを確認し、それに合った食事をするようにしましょう。
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