貧血と母乳育児

貧血と母乳育児

貧血と母乳育児

母乳は母親の血液を素に作られています。その為、貧血とは縁が切れない物と言えるでしょう。

 

母乳育児による貧血

赤ちゃんを出産後、初乳だけは赤ちゃんに与え、それ以降は粉ミルクで育児をする人も居れば、ずっと母乳で育児をする人も居ます。

 

母乳は母親の血液を素に作られている為、授乳時にその分の血液に含まれる鉄分が赤ちゃんに渡ります。その分、母親の鉄分は不足します。

 

それがきっかけで母乳育児をしている人は、貧血になりやすい状態であると言えます。

 

日常生活で鉄分を十分に摂取できる食事を摂っている場合は問題ありませんが、もし必要な量を食事で摂取出来ていない場合はめまいや立ちくらみ等の貧血症状を起こしてしまう可能性があります。

 

貧血症状があれば病院へ

母乳育児は大体子供が1〜2歳位になれば終わりますが、その間に貧血症状が続くようであれば、一度内科もしくは産婦人科で血液検査を受け、血液に問題が無いかを確認した方が良いでしょう。もし母親の鉄分の量が少なければ、その分だけ赤ちゃんに与えられる鉄分の量も減っている事になる為、2人の為に対処する必要があります。

 

もし鉄分が不足していると分かれば、病院で鉄剤を処方してもらう事が出来ると思います。これを摂取し、親子共に鉄分を体に摂り入れる様にしましょう。

 

勿論、病院から処方される鉄剤のみに頼らずに済むように、日々の食生活の見直しをする必要があります。

 

南部鉄器を使って、母親が食べる食事に鉄分を加えたり、鉄分と鉄分の吸収吸収率を上げるビタミンCを多く含む食品と赤血球を増やすビタミンB12を多く含む食品を出来るだけ摂取出来るように毎日の献立に工夫をする必要があります。ベジタリアンでなければ献立は作りやすいと思いますので、料理本等を参考にして母親にも赤ちゃんにも良い献立を作りましょう。

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