血を見ると貧血になってしまう人

貧血対策完全ガイド＞対策＞血を見ると貧血になってしまう人

たまに見かける、血を見ると貧血になってしまう人。怪我をして大量に出血している人をみてめまいや立ちくらみがする場合や、テレビで手術をシーンが流れるだけでめまいがするなどの状態になってしまいます。

しかし、この現象は非常に不思議なものです。なぜ血を見ただけで貧血になってしまうのでしょうか。

血を見て貧血を起こす場合、脳貧血のような状態になっていることが考えられます。その原因は血管迷走神経という神経です。

血が苦手な人は、血を見ることで血管迷走神経が働いてしまいます。この神経が働くと、体の末端の血管が拡張します。すると、その血管に血液が大量に流れていくため、脳の血液が少なくなってしまうのです。そして、脳貧血のようにめまいや立ちくらみが起きるのです。

これは多くがめまいや立ちくらみといった症状ですが、症状が強くなると失神する場合もあります。しかし、時間が経てば回復します。

血を見ることでこのような状態になる場合、できるだけ血を見ないようにすることが大切です。元をなくせば、起きる可能性も減らすことができます。

しかし、万が一血を見てしまい、めまいを感じたら、すぐにその場から離れて体調が回復するまで安静にしましょう。

そして、最も血を見る可能性が高いのが、採血の時です。採血は健康診断などでも行われるため、避けては通れません。

採血をする際の注意点ですが、まず、できるだけ見ないようにしておきます。採血は無理に見る必要はありません。そして、万が一めまいがした時のために、医者にあらかじめ伝えておき、ベッドに横になった状態で採血してもらうようにしましょう。

こうすることで、少しでも楽に採血ができるはずです。