貧血と水分
貧血は体の酸素不足
貧血の多くは鉄分不足によって起きます。鉄分はヘモグロビンを作るために必要な物質です。ヘモグロビンは酸素を運ぶ役割を担っています。しかし、ヘモグロビンを作るための鉄分が不足することで、ヘモグロビン自体も減少し、体が酸素不足になり貧血へと陥ってしまいます。
しかし、貧血にはこの他にも原因があります。そのため、貧血の対策方法もその時に応じて変えなければなりません。
脳の血液不足でも貧血になる
酸素不足以外の貧血の原因には、脳の血液不足が挙げられます。脳への血液の量が減少すると貧血の症状がでます。
脳への血液が減少する原因は、体温が上昇することにより、体の熱を放出しようと血管を拡張する場合と、水分が不足して血液がドロドロになり、血流が滞ってしまう場合があります。汗をかくことで水分が不足することが多いですし、体温が上がることは気温が高いと怒り勝ちなので、特に夏場に屋外に出る際には注意をしなければなりません。
水分補給が大切
夏場などに脳への血液不足による貧血を防ぐには、水分補給が大切です。
水分を補給することで、血液の水分量を増やし、血流を促進することができますし、水を飲めば身体を冷やすことにもつながります。しかし、冷たすぎる水を飲むと、胃に負担がかかってしまうので常温の水を飲むようにしましょう。
このように、水分が不足することで貧血をも引き起こしてしまいます。そのため、常に水分補給を心がけ、夏場に屋外に出る際には特に気を付けましょう。
また、水分を補給する際には、同時に塩分も摂取することで水分を吸収しやすくなります。水分の補給の仕方に気を付けながら、貧血になってしまわないように定期的に水分を補給するようにしましょう。
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