食べ過ぎによる貧血
食べ過ぎは危険な場合も
貧血を防ぐには、きちんと1日3食の食事をとり、栄養を摂取することが大切です。中でも鉄分やたんぱく質は、貧血防止に非常に効果的です。
そのため、しっかりと栄養を摂取しようと食事をとるかと思いますが、食べ過ぎると貧血を悪化させてしまうことがある食べ物もあるため、注意が必要になります。
それでは、貧血を悪化させてしまう食べ物にはどのようなものがあるのでしょうか。
ニンニクの食べ過ぎによる貧血
ニンニクは体に良い食べ物の一つです。疲労回復や血液をサラサラにする効果を持ちます。そのため、貧血にも効果的なイメージを持ちますが、ニンニクを食べ過ぎると貧血が悪化してしまうのです。
ニンニクを食べ過ぎると、血液中のヘモグロビンを減少させてしまいます。ヘモグロビンは体中に酸素を届ける働きをしているため、ヘモグロビンが減少すると体中が酸素不足になり、貧血の症状が起きてしまいます。
体に良いニンニクでも、食べ過ぎることは危険なのです。
チョコレートの食べ過ぎによる貧血
女性の中にはチョコレートが好きでよく食べるという人も多くいるのではないでしょうか。甘い物を食べることで、頭の回転が良くなるということもあり、チョコレートも効果的です。
しかし、そんなチョコレートも食べ過ぎると貧血を悪化させる危険があるのです。
チョコレートには、タンニンという成分が含まれており、この成分が鉄分の体内への吸収を阻害してしまうのです。そして、鉄分が吸収されないことにより、ヘモグロビンが作られず、貧血を起こしてしまうのです。
タンニンは緑茶などにも含まれているので、緑茶の飲み過ぎにも注意が必要です。
このように、普段気にせず食べているものでも、食べ過ぎると貧血になる可能性もあります。
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