貧血の原因：アルコール

いくつかある貧血の原因の1つには「アルコール（飲酒）」があります。

お酒を飲むと「脳貧血」になる可能性があります。そんなに大量にお酒を飲んでいないのに、段々耳が聞こえづらくなり、目の前にもやがかかった様な状態になった事は無いでしょうか。それはアルコールによる「脳貧血」です。

「脳貧血」とは血液の循環不全の事を指します。飲酒をすると血管が拡張します。すると血圧が低下し、脳への血流が滞ります。そして酸素の補給が不足し、貧血の様な症状が起こります。つまり低血圧が原因の貧血が起こっている状態になります。

「脳貧血」は飲酒量が少なくとも起こる場合があり、アルコールに弱い人は起こりやすい傾向にあります。しかし、お酒に強いと思っている人でも起こる可能性がありますので、貧血症状が起こったら、それ以上お酒を飲む事は止めておいた方が良いでしょう。

脳貧血を起こすのは、その時の体調による事が多いとされています。体が疲れている時や、寝不足で体がグッタリしている時は脳貧血が起こる確率が高くなります。その為、その様な状態の時はお酒を飲む事は避けた方が良いでしょう。

また、気をつけていたのに脳貧血になってしまった場合は、出来るだけ頭を低くした状態で横になり、体を落ち着かせるようにしましょう。

頭を低くして横になる事で、頭への血流を良くし、回復を少し早くする事が出来ます。また、窮屈な服装をしている場合は血流が滞りがちになるので、ボタンを外すなどをして服を緩めて楽な状態にし、少しでも血流を良くしてみましょう。

また、少し横になって楽になったからといって、またすぐにお酒を飲むような事はせずに、その日はソフトドリンクを飲むようにしましょう。