貧血と低血圧
貧血を起こしやすく、低血圧である人もよく居ます。貧血と低血圧の違いと関係性について紹介します。
貧血と低血圧の違い
貧血は体内の鉄分やヘモグロビンの減少により、全身に廻るべき酸素量や栄養が少なくなっている状態です。
一方低血圧は鉄分量やヘモグロビンの量は正常で、血液を送り出す心臓のポンプの力が弱くなっていたり、抹消血管の緊張が緩んでいる為に血圧を維持できない等の状態になっている為、血圧が下がっており、貧血のような立ちくらみやめまいを起こしやすくなっています。
その為、貧血だから低血圧になったり、低血圧だから貧血になる、という事はありません。ただ、立ちくらみやめまい等の似たような症状が現れる為、貧血と低血圧を混同してしまっている人も居ます。ただし、貧血であり低血圧でもある人は居る可能性はあります。
貧血と低血圧の判別方法
貧血に関しては血液検査を行い、鉄分量、赤血球量、ヘモグロビン濃度を調べれば分かります。低血圧については血圧計で最高血圧と最低血圧の血圧を測れば分かります。
血圧の正常値は最高血圧が140mmHg以下、最低血圧が90mmHg以下であり、最高血圧が100mmHg以下、最低血圧が60mmHg以下の場合に低血圧となります。
血圧計は家庭でも使える物が多く市販されている為、血圧が気になる人は1つ手元にあった方が良いでしょう。
貧血と低血圧の改善方法
低血圧になる原因は過度なダイエットによる偏った食事、精神的なストレス、運動不足、遺伝、体質の問題等、様々とあります。
その為、まずは食生活の偏りから見直してみましょう。
必要な栄養をきちんと摂取していれば、もし貧血も併発している場合は同時に改善する事が出来ます。
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