貧血と夏バテ
貧血によってめまいや立ちくらみを起こす場合がありますが、夏バテでめまいや立ちくらみを起こす場合もあります。
この2つにはどんな違いがあるでしょうか。
貧血と夏バテの違い
貧血は鉄分やヘモグロビン濃度の低下によってめまいや立ちくらみを起こしますが、夏バテは外気温の暑さのせいで体力を消耗し、めまいや立ちくらみを起こしています。
また、夏バテは頭痛や吐き気、微熱、食欲不振、息切れ、動悸、耳鳴り等の症状を起こします。
尚、夏バテの症状の中の「食欲不振」によって、食事の量が減り、必要な栄養分を摂取出来なくなって、結果的に貧血も起こしてしまう可能性はあります。
夏バテの原因
夏バテの直接な原因は、自律神経の乱れです。自律神経が暑さで上手くバランスを取る事が出来なくなり、体調を悪くします。基本的に±5度の空間を行き来すると、自律神経を乱しやすくします。つまり、夏場に暑い道を歩いて、エアコンが効いたお店に入って、また暑い道に出て、エアコンが効いた電車に乗って、という事をしていれば、自律神経が乱れ、夏バテを起こしてしまいます。
また、夏は暑さのせいで汗を大量にかきますが、汗は水分だけでなく塩分やミネラル等も一緒に排出します。その為、体の水分と栄養分が不足し、夏バテになってしまいます。
夏バテの改善方法
夏は暑いのは仕方がありません。その為、工夫をして夏バテ対策を行う必要があります。
- エアコンの効いた職場で仕事をする場合は、カーディガンやストールを身につけて体を冷やし過ぎないようにする。(もしくはエアコンの設定温度を上げる)
- 夏野菜(キュウリやナス等)を食事に取り入れ、体の温度を下げる。
- 食事をしっかりと摂る。
- 水分と塩分をしっかりと摂る様にする。(スポーツドリンクがお勧めです)
- 外出時は「塩飴」等を持ち歩き、汗を大量にかいたら水を飲んで塩飴を食べる。
以上の様な対策を行い、夏バテを防ぎましょう。
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