貧血と糖尿病

貧血と糖尿病

貧血と糖尿病

糖尿病と貧血の関係

今、かなり多くの人が患っている生活習慣病の一種である糖尿病。そして、同様の女性を中心に多くの人が悩んでいる貧血。

 

どちらも、食生活の乱れから起きることがありますが、原因は別であり、病気自体も別のもの。そのため、一見関係なさそうに見えますが、実は糖尿病と貧血には関係があるのです。

 

糖尿病は合併症を起こす

糖尿病は血糖値が高くなることで発症する病気で、喉の渇きや意識障害の症状が出る場合や、症状を感じない場合があります。

 

しかし、糖尿病の恐ろしさは、糖尿病自体の症状ではなく、合併症が引き起こされやすいということです。

 

その合併症は全身に表れ、失明をしたり、血管の病気で血行不良になり手足が壊死したりするなど、非常に恐ろしく、生活にも支障を来してしまうものばかりです。

 

そんな、糖尿病の合併症が、貧血と深い関わりを持つのです。

 

糖尿病に人は貧血になりやすい

糖尿病の合併症で多いものが、腎臓に関する病気です。腎臓の機能が低下し、透析を受けなければならなくなることも多くあります。

 

この腎臓は、血液に深く関係しており、血液中の赤血球を作るためのホルモンを分泌しています。しかし、腎臓の機能が低下すると、このホルモンの分泌も少なくなってしまう。結果として赤血球が作られない状態になり、貧血が起きるのです。そのため、糖尿病の人は貧血になりやすいのです。

 

この場合の貧血は、鉄分を摂取することで改善するようなものではなく、腎臓の機能を改善しなければ解決できません。

 

なので、まずは病院で相談をし、どのような治療を行うかを決めることが大切です。腎臓が原因の貧血も恐ろしいものですが、腎臓の機能低下を放置しておくことも、非常に恐ろしいことです。

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