貧血と心不全
貧血と心臓
当たり前のことですが、心臓は人間にとって最も大切な部分です。この心臓が動かなければ人間は生きていくことができません。つまり、人間が生きている以上、常に心臓は動き続けているのです。そして、体内に血液を送り出してくれています。
しかし、貧血は大切な心臓に対しても悪影響を及ぼすことがあります。そんな貧血の恐ろしさとは、どのようなものなのでしょうか。
貧血は酸素不足になること
貧血は鉄分不足になっておきますが、貧血の症状がでる原因は酸素不足です。
貧血は赤血球やヘモグロビンが減少することで起きますが、なぜ鉄分が必要かというと、赤血球やヘモグロビンを作る際に必要だからです。なので、鉄分が不足すると貧血になるのです。
そして、この赤血球やヘモグロビンは体内に酸素を運びます。貧血になると体内に酸素が運ばれなくなり、体の各器官は酸素不足に。本来の働きができなくなり、様々な貧血の症状がでるのです。
貧血を放置すると心不全に
貧血はめまいや立ちくらみが一時的に起きるため、大した病気ではないと思っている人が多くいます。
しかし、貧血になると体内の酸素が不足し、その酸素不足を補うために心臓が普段よりも激しく動きます。それは心臓にとって負担になります。
貧血の症状が出るたびにこのような状態になるため、貧血を放置し続けるということは、心臓に負担をかけ続けるということになります。
そして、それが長く続けば、最終的に心不全へと繋がります。
貧血の初期症状は非常に軽いものですが、放置することでこれだけ思い病気になってしまうのです。なので、貧血は放置するのではなく、初期症状を感じた段階で対処をし、それ以上症状が進行しないようにすることが、体にとって良いことです。
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