貧血と高血圧
低血圧だと貧血になりやすい
低血圧は女性に多く、朝起きられない人にも良く見られます。この低血圧と貧血は関係しており、急に立ち上がることでめまいや立ちくらみを感じ場合は、一時的に低血圧状態になり、貧血を起こしていることで起きます。
このように、貧血といえば低血圧ですが、高血圧でも貧血になることがあります。まず、先ほどの急に立ち上がったときの貧血は、高血圧でも関係なく起きます。
そして、それ以外にも貧血になりやすいポイントがあります。
高血圧はどんな状態?
高血圧とは生活習慣病の一種で、食生活の乱れなどが原因で起きます。この高血圧は、血管内の血流が多くなるために、血管内から外側にかかる圧力が大きくなってしまうものです。
これにより、血管に力がかかりすぎてしまうため、血管が切れてしまうといったことが起きます。そして、脳卒中や心不全と言った、様々な重病にかかってしまう危険性もあるのです。
しかし、この高血圧が原因で貧血になることはありません。ですが、高血圧と貧血は関係しているのです。
高血圧の薬が貧血の原因
高血圧と貧血を関係させるもの。それは薬です。
高血圧の薬は血管を膨張させるものです。血管内の血流が多いことで高血圧は起きるため、血管自体を大きくすれば、相対的に血流は少なくなります。
しかし、この薬の効果が出過ぎた場合、膨張した血管に大量の血液が流れ込みます。すると、その分脳へ行くはずだった血液がなくなり、脳が血液不足に陥ります。そのため、脳貧血の状態になってしまうのです。
これが高血圧と貧血の関係です。
高血圧の薬を飲んでめまいなどの貧血の症状が出る場合には、薬があっていない可能性があるので、病院で相談をするようにしましょう。
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