貧血と癌
貧血になると癌になりやすい
貧血は様々な病気を引き起こしますが、癌すらも引き起こす可能性があります。
貧血になると血液内の赤血球やヘモグロビンが減少し、酸素などを運べなくなってしまいます。それに伴い、体中が酸素不足になります。
体の細胞は酸素を取り入れて活動しているので、細胞が酸素不足になると、普段のような活動が出来なくなります。すると細胞の代謝は悪くなります。これが原因で、細胞が悪性のもの、つまり癌になりやすくなるということです。
貧血は癌を進行させる
貧血は癌になりやすくなる原因でしたが、癌を進行させやすくもします。癌は酸性だと進行しやすくなるという特徴を持っています。
細胞が酸素不足になると代謝が悪くなりました。そのため、疲れた時などに溜まる乳酸も、細胞から排出されにくくなります。
乳酸は酸性であるため、体全体の細胞で酸素不足が起きれば、体全体が酸性に近づくということです。これにより癌は進行しやすくなってしまうのです。
貧血は予防しておく
このように貧血は癌を発生させやすく、進行させやすいものだということがわかりました。癌は誰でもなる可能性があり、癌による死亡率も高いため、癌自体を防ぐことは難しいと言えます。
しかし、貧血は食事に気を配るなど、簡単に予防することができます。なので、まずは貧血の予防を心がけ、少しでも癌が発生する可能性を下げることが大切です。
また、貧血を予防しておけば、万が一癌になった場合でも、その癌の進行を抑え、癌を治療しやすくしてくれます。
普段のちょっとしたことで貧血は予防することができ、これだけ大きな効果も得ることができます。食事が不規則な人や、貧血気味だという人は、今一度食生活を見直してみてください。
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