貧血と不眠症
貧血と不眠症は同じ原因
ストレスなどが原因で起きる不眠症。日々の疲れが溜まっているのに眠れないのは辛いことです。この不眠症と貧血は、一見なにも関係がなさそうですが、実は共通点を持っています。それは、起きる原因です。
不眠症の主な原因はストレスなどですが、それ以外にも原因を持っています。その原因が貧血と共通だということは、貧血と不眠症が同時に起きる可能性もあり、それが危険な場合もあるのです。
鉄分不足で眠れなくなる
ストレス以外の不眠症の原因は、貧血の原因と同じ鉄分不足です。意外に思う人もいるかもしれませんが、鉄分が不足することで不眠症になるのです。
人間は眠る時、眠りにつくためのホルモンが分泌されます。この効果で眠れるのです。しかし、鉄分が不足するとこのホルモンが分泌されなくなってしまい、眠れなくなるのです。
つまり、貧血になると不眠症にもなりやすくなる可能性があるということです。
また、不眠症は眠れないため疲労を回復することが出来なくなります。そして、貧血も代謝が悪くなることがあり、疲労を溜めてしまいます。なので、余計に疲労が溜まってしまう恐れもあるのです。
悪循環に陥ることも
貧血と不眠症が同時に起きることで悪循環に陥ることもあります。
貧血は鉄分不足が主な原因ですが、鉄分は睡眠をとることで、より体内に吸収されます。しかし、鉄分不足で眠れない状態になると、鉄分が吸収できない。すると、さらに貧血の症状が悪化し、眠るためのホルモンも分泌されなくなります。
このようになってしまった場合は、できるだけ多くの鉄分を摂取することが必要になります。通常の貧血対策よりも多い鉄分を摂取することで、体内に吸収できる鉄分の量を増やし、貧血と不眠症の改善を図ります。
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