溶血性貧血とアレルギー
アレルギーは4種類に分けられる
人によってはアレルギーを持っている人がいます。花粉症で毎年辛い思いをする人もいるかと思います。また、食べ物にアレルギーを持っていて、食べられないものがあるという人もいるでしょう。
これらは全てアレルギーですが、実はアレルギーはT型、U型、V型、W型の4種類に分けることができます。
花粉症や食品によるアレルギーは炎症やかゆみを引き起こすため、アレルギーT型に分類されます。
自己免疫性溶血性貧血もアレルギーの疾患
花粉症や食品のアレルギーがアレルギーに分類されることは当たり前ですが、そのほかの病気もアレルギーに分類されることがあります。
自己免疫性溶血性貧血もその中の一つです。自己免疫性溶血性貧血は、自分の免疫力が外敵だけでなく、自分の身体の一部、赤血球を攻撃してしまい破壊します。それによって赤血球が減少してしまい貧血症状が起きます。
自己免疫性溶血性貧血はアレルギーU型に分類されます。
そのほかのアレルギーU型
自己免疫性溶血性貧血が分類されるアレルギーU型には、そのほかの病気も分類されます。
まず貧血の一種である悪性貧血です。悪性貧血は胃の内因子が分泌されないことで起きる貧血です。胃の切除などで内因子が分泌されない場合には悪性貧血とならず、それ以外の原因で内因子が分泌されない場合を悪性貧血と呼びます。
また、不適合輸血もアレルギーU型に分類されます。不適合輸血は溶血性貧血の原因にもなるものです。
このように、アレルギーU型には自己免疫性溶血性貧血をはじめとした貧血に関する病気などが分類されます。
アレルギーとは思えないような病気であっても4種類の内のいずれかに分類されることがあります。
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