貧血の薬の副作用

貧血には様々な種類、原因がありますが、最も多いのは鉄分不足によるものです。多くの人が貧血で悩んでいますが、そのほとんどの人が鉄分不足に陥っていることでしょう。

そのため、貧血を改善するには、鉄分を摂取し体内の鉄分を増やしていくことが大切になっていきます。

しかし、貧血で病院へ行くという人は、あまり多くはないため、食事で鉄分不足を解消しようという人が多いようです。

貧血の症状を感じ病院へ行き、貧血だと診断された場合も食事での改善を勧められます。しかし、食事では改善することが出来ないほど症状が重くなっている場合、貧血の薬を処方されます。この薬は鉄剤と呼ばれる薬です。その名の通り、鉄分を摂取することが出来る薬です。

この薬は長期間飲み続ける必要があります。そのため、気になるのが副作用です。

では、この鉄剤の副作用にはどのようなものがあるのでしょうか。

鉄剤の副作用で多いものが胃痛になるというものです。薬は全般的に胃に負担がかかりやすいものですが、この鉄剤も胃に負担をかけてしまいます。そのため、胃痛や下痢などを起こしてしまうことがあります。薬にはコーティングがされており、胃への負担が抑えられてはいますが、完全ではないので注意が必要です。

また、鉄剤は鉄なので、その影響で便が黒くなってしまいます。これは鉄を摂取している以上は仕方のないことで、体への悪影響はないため心配はいりません。

しかし、心配すべき副作用があります。それが便秘です。もともと便秘気味の人は、さらに便秘が酷くなってしまいます。

もし、鉄剤を飲んで便秘になってしまうようであれば、便秘解消の薬も一緒に服用できないかを病院で相談しましょう。