巨赤芽球性貧血とアルコール
アルコールの大量摂取は危険
普段どのくらいアルコールを摂取するでしょうか?
もちろん全く飲まないという人もいるでしょうし、毎日1杯だけ飲むという人もいるでしょう。そのような人たちは全く問題ないのですが、頻繁に行われる飲み会で大量にお酒を飲んでしまう人は非常に危険です。
アルコールの大量摂取が危険なことは、もはや常識です。急性アルコール中毒を引き起こしたり、肝臓に影響を与えたり、さらにはアルコール依存症になったりと、様々な悪影響がでます。
巨赤芽球性貧血の原因になることも
アルコールの大量摂取は上記のような悪影響だけでなく、巨赤芽球性貧血の原因になることもあります。
巨赤芽球性貧血は葉酸が不足することで発症します。葉酸は小腸で吸収されますが、アルコールを大量に摂取することで吸収が阻害されてしまい、いくら摂取しても不足した状態になります。
また、葉酸は細胞分裂に必要な栄養素であり、細胞分裂がうまくいかないことで巨赤芽球性貧血は起こります。
細胞分裂は人間にとって大切なものですから、葉酸は必要不可欠な栄養素だということです。
アルコールはほどほどにしておく
アルコールの大量摂取は、様々な病気などの悪影響を引き起こすだけでなく、身体にとって重要な葉酸を不足させる場合もあります。
人間の身体は細胞でできているため、細胞分裂がうまく行えない状態は非常に危険な状態と言えます。また、女性にとって葉酸は妊娠中などにも必要となる栄養素なので、さらに重要性が増します。
どうしてもアルコールを摂取しなければならない場面もあるかと思いますが、できる限りアルコールを控えて、巨赤芽球性貧血をはじめとした病気を予防するようにしましょう。
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