貧血の基準となる数値

貧血の基準となる数値

貧血の基準となる数値

貧血は酸素不足で起きる

貧血の対策をするには鉄分を摂取することが良いという話はよく聞くと思います。実際に貧血の原因の多くは鉄分不足です。

 

鉄分は血液中の赤血球やヘモグロビンを作るために必要とされる栄養素です。その鉄分が不足することで、赤血球やヘモグロビンが作られなくなり、数が減少します。

 

赤血球やヘモグロビンは酸素を運ぶ役割があり、これらのおかげで全身隅々まで酸素が行き渡るのです。しかし、数が少なくなれば酸素が運べず、体が酸欠状態になります。これが貧血なのです。

 

貧血の判断基準

貧血はよくありがちなものですが、れっきとした一つの病気です。そのため病院などで貧血の検査なども行われています。

 

病院で行われる貧血の検査では、様々な数値を見ていきますが、主に貧血の原因となる赤血球の数とヘモグロビンの数を見ます。

 

決められた血液の量の中にどれだけ赤血球とヘモグロビンが含まれているかをみて、その数値が基準値を下回った場合は貧血とみなされます。

 

貧血もきちんと病院で検査、治療を行った方が良いのです。

 

妊娠中の場合

女性の場合、妊娠をしますが、妊娠中は貧血の判断基準が変わります。

 

妊娠すると体内に赤ちゃんがいたり、ホルモンのバランスが変わったりと、体に様々な変化が出ます。そのため、基準も変わるのです。

 

妊娠中はいわば全て二人分が必要になるということ。なので、妊娠中にも貧血になる危険性は充分にあります。しかし、妊娠中の貧血は非常に危険です。

 

そのため、妊娠中の貧血を予防するためにも、いつも以上に食事などに気を遣うようにし、少しでも貧血のような症状が出た場合には、すぐに病院に行って検査を受けることが、安心感にも繋がりますし、赤ちゃんのためにもなります。

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